和魂洋才徒然日記

御朱印の旅

御朱印とは、神社仏閣を参拝した際に参拝の証として頂く宝印の事です。
起源は仏教の納経帳と言われていて、寺院を訪れ写経し納経すると納経の記録として納経帳に納経の日付や本尊名を記し宝印の押印を頂いたそうです。
それが広まり神社を参拝した際に参拝の証として宝印を頂くようになったそうです。
日本は神仏共存で歴史上大きな宗教争いがなかった珍しい国ですので、いろいろな風習が双方へ広がっていったのでしょう。

現代では、神社仏閣自体が宗教施設と言うよりは観光地になってきている事もあり宗教的意味合いは薄れ、神社仏閣を訪れた記念として御朱印を集める方が多いようです。(私もその一人)
とは言っても本来は参拝の証ですので、ちゃんとお参りをしてから頂くべきものだと思いますが、スタンプラリーのようにただ御朱印だけを頂いていく人もいるようで、社務所に「スタンプラリーじゃありません」などという張り紙をしてあるところもあります。
まぁ~折角訪れたんですからお賽銭を出してお願い事の一つもしておかないと勿体ないでしょう。 (^_^;

私が御朱印を集めようと思ったのは、テレビ番組の中で訪れた神社で御朱印を頂いているのを観て、御朱印の存在を知ったからです。
とりあえず「御朱印」でググってみるとたくさん出てきます。いろいろ読んでいるうちに面白そうだなって事で集めることにしました。
そもそも、神社仏閣は被写体として魅力的なので訪れるのは好きでしたから、写真を撮るだけじゃなくて他にも楽しみがあるのはいいことです。
それに御朱印を頂いてわかったんですが、神社名など手書きで書いて頂く部分は書く人によって特徴があり、中には情趣のある字で書いてあって綺麗なものもあり、集めていて楽しいです。

御朱印は社務所へ行ってお願いすると300円位で頂けます。
御朱印を頂く御朱印帳も社務所で1,000~3,000円程度で販売しています。御朱印帳はシンプルなデザインのものから、その神社の建物などを刺繍した綺麗なものもあり、御朱印帳をコレクションしている方もいらっしゃるようです。
気に入ったものであれば旅の思い出に一冊買っていくのもいいんじゃないでしょうか。

御朱印帳コーナーで私が頂いた御朱印を公開しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

初版:2006-06-17
最終更新:2007-02-12