先週、ニコンが銀塩カメラの生産縮小を発表しました。
既にシェアはデジタルが多くを占め、銀塩カメラの需要は少なくなってるので、時代の波に逆らえなかったというとこでしょう。
多分、この傾向は他社にも広がっていくんでしょう。
銀塩時代はニコンの一眼レフカメラを使っていたので、なんとなく寂しい気がします。
私が初めてデジカメを買ったときは一眼は高くて高嶺の花だった為、コンパクトデジカメを買いました。しかし、解像感やダイナミックレンジでは銀塩にかなわず、結局デジカメと銀塩の一眼を併用してました。
しかし、次第にデジタルの比率が増えていきます。
理由は簡単。ランニングコストです。
フィルムで撮影すると フィルム代+現像代+プリント代 が必要です。
36枚撮りのフィルム1本でおよそ ¥400+¥600+(¥20×36)=¥1,720 のランニングコストが発生します。調子に乗って100枚くらい写真を撮ると五千円以上かかっちゃいます。
でも、デジタルならパソコンで画像を見ている限りランニングコストは 0円 です。
あとは画質が上がれば文句なしって所へCanonのEOS Kiss Digitalの登場です。
すぐに買っちゃいました。 (^^;
撮ってみて驚いたのは解像感の高さとダイナミックレンジの広さ。
コンパクトデジカメではISO200でも増感ノイズが酷かったのに、増感ノイズがほとんど分からないレベルです。
理由は簡単、イメージセンサの大きさが効いてました。
フォトダイオードは光を浴びた量に応じて電荷を発生させるので、一画素の面積が大きくなればなるほどダイナミックレンジが広くなり、感度が上がるんですねぇ。
最新の一眼デジカメでは解像度・ダイナミックレンジ共に35mmフィルムを凌駕するそうです。
画像処理も高性能化が進み、今や銀塩では出来ないような表現がカメラの機能として簡単に使えるようになってます。
いや~素晴らしい!と画質の良さに感動して、すぐに銀塩カメラとコンパクトデジカメを売っ払っちゃいました。
それからは一眼デジカメ一筋です。
写真が上手くなりたければ撮りまくるのが一番、いろんな画角・絞り・フレーミングなどを試して覚えてくしか無いと言われているので、ランニングコストがかからず撮りまくれるデジカメはとっても楽しいし勉強になります。
Kiss Digitalから20Dと2台のカメラでトータル7,000枚以上の写真を撮りました。(上手くなったかは別モンですが...)
フィルムじゃ怖くてそんなにシャッターを切れないでしょうね。 (^^;
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