今年に入って何度目かの帰省となった今回は、親父の葬儀のための帰省となった。
医者には一週間程前から三連休は帰省していた方がいいと言われていたため準備をしていたが、一歩間に合わず19日の早朝親父が亡くなったという知らせで目を覚ますこととなった。
医者も予想外の突然の死であったため、最期は誰も居ない病室で一人息を引き取ることとなった。
祖父、祖母の時は自分の死期を悟ったかのような不思議な行動があったが、親父は何も言わずに去りやがってと思ってみた。しかし、よくよく考えてみれば見栄っ張りで格好を付けたがる性格だったから、死に際の苦しむ姿を誰にも見せたく無く一人で逝くことを選んだのかもしれない。
永年病気と闘いながらであり、親父の死を覚悟していたため、悲しいというよりはこれ以上苦しい思いをさせなくて済んだというホッとした気持ちと、居るべき所に居ない寂しい思いが今はしている。
コメントを残す