震災の影響による電力不足と福島第一原発の事故により、今後どのようにして電力を得ていくのかという事がいろいろ話題になっている。
震災によって停止していた火力発電所の早期復旧の目処が立ち、当初予想よりは電力が確保出来そうだという話だが、それでも大幅に電力が足りないことに変わりはない。
先日の選挙などでもエネルギー問題を話題に挙げた方は多数いたようで、太陽光などの再生可能エネルギーにシフトしていくと言った主張が多数見られた。
確かに太陽光や風力などの自然エネルギーは二酸化炭素の排出を抑えられ、比較的安全性の高いエネルギーなので魅力的ではあるが、なんせ自然相手なので安定性に欠けるという問題が残る。
地熱などの安定性が期待できる自然エネルギーもあるが、施設の規模に対して発電量がやや少ないのが気になる点だし、そもそも火山の多い日本で利用が進まないのは他にも何か問題があるのかもしれない。
他にもっといい発電方法は無いのかと考えていて面白いアイディアが思いついた。
それは『人力発電』 (^^;
科学館などにある自転車を漕いで発電するアレだ。
実際の所どれくらい発電できる物かと調べてみたら、概ね50~70Wの発電能力があるらしい。
これで最新の原発や火力発電所1基相当の100万kWを発電するとなると、どんな規模になるのか!
期待を込めて70W/1台として1,470万台必要という計算になる。
一人の人が一日8時間頑張って漕ぐとして、深夜帯は電力が足りるだろうから2交代で一日16時間発電すると仮定すると、2,940万人の人員が必要になる。
人力発電所を作ると、なんと3,000万人近い雇用を創出できる事になる!!
これは雇用対策としても頼もしい存在になるかもしれない!!
で、実際に必要となる発電量を考えると発電所1基分では到底足りず、6~7基分は必要になるので、7基分の人力発電所となると2億1千万人の人員が必要になる。
優に日本の総人口を超えてしまう・・・
あまり現実的では無いようだ。
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