儲かるのは桶屋だけでは無かったりする訳で


着うたフルれば、桶屋が儲かる?

何とも強引且つ素晴らしい推論で桶屋が儲かることになっていますが…(^^;
でも桶屋が儲かれば材木屋さんも儲かるって事で、着うたフルればレコード会社が儲かるんですね~

これまでの着メロでは、実はレコード会社は儲けがありませんでした。
なぜかというとレコード会社が持ってる著作者隣接権に着メロは全く触れないんで、お金の取りようが無かったんです。
着メロで儲かるのは基本的に作曲家と配信会社、そして通信会社。
レコード会社にとっては砂を噛む思いで着メロの繁栄を見ていたんです。
だって、曲を流行らすために一生懸命プロモーションしてるのはレコード会社なのに、CDが売れず着メロばっかり売れてたら何のために頑張ってプロモーションしてるんやらって感じですよね。

ところが着うたフルのおかげでレコード会社にも商機がやってきました。
着うたフルはレコード会社が持つマスターからデータを起こして配信するので、レコード会社が持つ『原盤権』という権利が主張できるので、売れるごとに儲けがもらえるんですね~
しかも、着うたフルだと着信音に使うって言うより携帯電話がオーディオプレーヤーの代わりになっちゃってるんで、楽曲のダウンロード販売が実現できちゃって新しい販売インフラが整っちゃったんですね~
iPodもうかうかしてらんないかも、何たってソニーエリクソンからウォークマン携帯なんてものまで出てきちゃいましたからね。

そー言えば、今でも『レコード会社』って一般的に言ってる気がしますが、もうレコードなんて作ってないんですよね…

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