これまでメールソフトはBecky! Internet Mailを使ってました。
もう10年くらい使ってただろうか。当時のシェアウェア送金がNiftyServeの送金サービスだったのでかなり昔ですね (^^;
Becky! Internet Mail自体は良くできたソフトなんで大きな不満はありません。
しかし、事件は昨年秋に起きました。
自分が使っているメールアドレスは自分で持っているドメイン名を使っていて、ドメイン取得以降10年以上にわたって使っているので今更変える気はないんですが、10年以上使っていればご多分に漏れず大量に届く迷惑メールに苦労しています。
たぶん迷惑メールだけで1日に500通以上。多い日は1000通くらいになります。
必要なメールを探すのに苦労します。
そこで、迷惑メール対策としてウイルス対策として使っているウイルスバスターの迷惑メール判定機能を使用していました。
初めてウイルスバスターに迷惑メール判定機能が付いた時の判別性能は決して良いとはいえませんでした。
しかし翌年のバージョンアップで性能が良くなり、ある程度ホワイトリスト・ブラックリストを整備してやると誤判定する確率が低くなったので、この時からウイルスバスターの迷惑メール判定機能で迷惑メールと判定されたメールはゴミ箱へ振り分けられるように設定してました。
しかし、昨年秋にウイルスバスターがバージョンアップした時に迷惑メール判定機能はWindows メールやOutlook Express等のマイクロソフト製メールソフト専用アドインツールになってしまいました。
従って、Becky! Internet Mailでは迷惑メール対策が出来ない状況になってしまい、大量に届く迷惑メールで受信箱が溢れる状況に陥ってしまったのです。
トレンドマイクロのサポートに問い合わせてみましたが、マイクロソフト製メールソフト専用アドインツールになってしまったのは仕様なので、他のメールソフトで迷惑メール判定機能は使えないと寂しい返事。
他にも同じような状況に困っている人がいるようで、OK Webにもウイルスバスターの迷惑メール判定機能が使えないという質問が入ってました。
まぁ、無くなった機能を懐かしんでいてもしょうがないし、ウイルス対策としてはウイルスバスターがお気に入りなので変える気もない。
しょうがないのでBecky用のプラグインを探してみた所迷惑メールフィルターが一応見つかりました。
ただ、誤判定が多く動作が若干重いのでイマイチな感じ。
いろいろ悩んだ結果、メールソフトを変えてみることを決意!
会社では Thunderbird を使ってるので Thunderbird も検討したけど、ちょっと馴染めない部分もあったので断念。
フリーソフト、シェアウェア、商用ソフトと色々体験版を使って試してみた結果、ジャストシステムの Shuriken 2008 が比較的馴染みやすく、多機能でカスタマイズがいろいろ出来て使いやすかったので導入を決定!
他のソフトからの移行ツールがあって簡単に設定やデータを移せたので簡単に導入完了。
細かな作法は慣れていかなければいけないのでまだまだ戸惑う部分もあるけど、カスタマイズ機能が比較的強力なのでだいぶ自分好みの使い勝手になってきた。
唯一不満点があるとするとHTMLメールの表示かな。
セキュリティ対策ということで独自のエンジンでHTMLメールを表示しているため、スタイルシート対応が甘かったり、レイアウトが崩れる時がある。
まぁ考え方としては間違ってないし、FAQでも症状を認めてるので、とりあえずは諦めてる。
どうしても見づらければブラウザに表示させる機能もあるので、困ってるっていう状況でもないのでいいかな。
でも、今やHTMLメールも普通に送られてくるので表示エンジンの性能アップを望みます!
ジャストシステムさん頑張ってね~
...といった顛末でメールソフトを変えた
まぁ10年ほど同じソフトを使ってたのを変えたんだから慣れるには時間がかかりそうだけど、たまに環境を変えてみるのもいいね。