AE101 カローラFXの決定的な欠陥はリヤハッチが開かないこと。
全く開かないわけでは無く、運転席の足元にあるレバーを引いても半ドア状態になるだけ。(そうなると鍵を使ってリヤハッチを直接開けるしかない...)
初めの頃は簡単に開いたけど時間が経つにつれて開きにくくなる。
原因としては
- リヤハッチそのものが重い
- ダンパーの取付位置が悪く、リヤハッチが低い位置では重さを支えていない
と言った所だろうか。
インターネットで調べていてもFXオーナーは皆さん苦労されているようで 、リヤハッチを開けるレバーを引いた際にリヤハッチを持ち上げている部分にワッシャーを挟んだりして高く持ち上がるようにするのがよく紹介されている。
私も、それに習ってワッシャーを2枚挟んで開きやすくしていたが、時間が経つにつれて効果が無くなってきた。
効果が無くなった原因としては、リヤハッチを持ち上げる部品のゴムブッシュが潰れてきた事が一番だろう。(初めの頃に比べるとかなり頭が潰れている)
しかし、このゴムブッシュの形状からして、これ以上ワッシャーを挟むと固定されなくなってしまいそうだ。(写真の返しになっている部分で引っ掛かっている)
対策を色々考えた結果、純正のゴムブッシュをやめてプラスチック製のねじを替わりに付けることにした。
金属製のねじでもよかったんだけど、ドア側の部品が樹脂で 覆われているので金属ねじだと削れてしまいそうだったのでプラスチック製のねじにすることにした。
ホームセンターに行くとプラスチック製のねじも結構種類があった。
ゴムブッシュの軸部分がΦ5mmだったのでM5×20mmのプラスチックなべ小ねじをチョイス。150円也。
六角ボルトでも良いかなって思ったけど、なべねじなら頭が丸いので擦れた時に角が無くスムーズに滑るかなって思ったので 方針を変更した。
で、実際に取り付けた結果が
といった感じ。
ねじに付属のプラスチックワッシャーを入れ、次に金属製のワッシャー。高さ調整と衝撃吸収用にゴムワッシャーを2枚を入れてリヤハッチを持ち上げる部品の穴に通し、下からは付属のプラスチックワッシャーを入れてナットで固定。
プラスチックなべ小ねじは一袋に2セット入っていたので、緩み止めとしてもう1セット用のナットも使ってダブルナットにして取付完了。
押し上げる高さが高くなったおかげで、運転席の足元にあるレバーを引くとちゃんとリヤハッチが持ち上がり開けることができた。
これでしばらくはリヤハッチが簡単に開くかな。